かわいい疑似餌

最近、主人はイカ釣りをしている。同級生が漁師をしているので一緒に船に乗せてもらって釣りに行くようだ。自分も小さな船を持っているが、やはり釣れるポイントがあって、それがわかる人と行かないと釣れないそうだ。このルアーは連れて行ってくれた子とは別の釣り人が作ったもの。自分が作ったルアーよりもよく釣れるようで、なかでも右上の緑色の「ツノ」がイカには一番人気でよく釣れるんだそう。
『なんでツノなの？』
『なんとなく、ツノっぽいから…』
『？』
測ってみると20cm弱あってけっこう大きい。本体は木で、エラやヒレは鳥の羽みたいなものでできている。お腹の下から出ているのは重りの役目をするそう。針が無かったらインテリアになりそうなくらいかわいいけど、実はひとつひとつのパーツに職人技がきいているんだろうな。もらった羽生イカ（アオリイカ）はお刺身でいただきました。