Dans ma vie

お菓子作りと、ビーガンやマクロビオティックに興味があります。ブログはカフェめぐりやお菓子のことなど。

増山ゆかりさんの「常識破りの料理法」

テレビをみていてCMのときにチャンネルを変えていたら、教育テレビの番組で増山ゆかりさんという方が出演していた。
彼女は両腕に先天性の障害があってお鍋を洗ったり、持ち上げたり出来ないのだが、自分で工夫して料理が作れるのだ。
障害者だと、周囲の人の介助が必要なためにどうしても受身の生活になってしまいがちだが、料理を作る事によって、献立や味付けなど、ひとつひとつの事を自分で選択する事によって毎日の生活に楽しみが生まれたそうだ。
それに、人に作ってもらうと嫌いな食べ物は残したりと甘えが出るが、自分で作ると毎日当たり前に食べていた食事のありがたみなどもわかるとおっしゃっていた。
料理も普通の人より手際がいいのではないかと思うくらい上手だった。障害者向けの料理教室も開いているそうだ。確かに障害者だからといって必要最小限のことをするだけだったら毎日が味気なくてつまらないと思う。でも「これがしたい」と言うのは、とても勇気がいる事なのかもしれない。
増山さんは自分のやりたい事によって、社会にも貢献できている。本人だけでなく他の人の為になっているって素晴らしいなと思いました。
(7/27(木)13:20から教育テレビで再放送があります。)